こんにちわ!
しょうわ整骨院院長の長澤です。
今日は肩こりについて書こうと思います。
1 肩こりとは?
2 肩こりの原因
3 肩こりを治す方法
4 肩がこり難くするためには?
1 肩こりとは?
現代人が悩む代表的な症状で肩こりがあります。
これは、首から肩甲骨の間(僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋・板状筋・脊柱起立筋)にかけての筋緊張が強くなり、重苦しさを感じるようになるものです。人によっては頭痛や吐き気がおきて万年苦しむ人も沢山います。
実は美容にも大きく影響を与えているのです!
昨今のパソコン、スマホ普及により子供でさえも肩こりになる時代。
貴方は勉強や仕事が進まないのは肩こりのせいだとか言ってませんか?
当院に来院される患者様は、急性・慢性に問わず70%以上の患者様が肩こりの症状をお持ちになっています。
先ずは知り、次のステップに進みましょう。
2 肩こりの原因
① 体軸の左右の筋緊張バランス
以前のブログでも書かせていただきましたが、理想としては上図のように前後に偏らず中心に重心点がかかるのがりそうなのですが、大抵の人は前後に重心点が偏るのです。
前後の重心により左右の足の長さが変わり、脚の短い方に腰椎が傾きます。
【例:右脚が短い場合】
腰椎は右に倒れ右腰部の筋肉が緊張します。
そのままだと首も右に傾げている状態になるので、目線も斜めになります。
ですが首を傾げて目線も斜めの方は滅多に見ません。
それは、人が自動的に体軸の中心に頭が来るように胸椎から頸椎を左にたおしバランスをとるからです。
しかし、自動的にバランスをとるからこそバランスをとる筋肉(僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋・板状筋・脊柱起立筋等)が緊張するのです。
② 体軸の前後の筋緊張バランス
現代人は、パソコンをはじめとする体の前面を多く使った生活をしてると思います。
実際、腰や首の後ろに手を回したりしてますか?頭や体を洗う時くらいで特殊な職業の方以外、背中の筋肉の伸び縮みを行ってはいません。前後の使用比率で言ったら姿勢を維持する事以外で使用してる後面の筋肉は多分10%くらいしか使えてないと思われます。
前面の筋肉の緊張により上腕骨と肩甲骨が前に引っ張られ弓状に巻き込みます。後面の筋肉は姿勢を維持しようと緊張はするものの、収縮することがないために伸びきったゴムのようになり収縮する力を失っていくのです。
①、②のバランスにより骨格の歪みが形成され、負の連鎖が始まってしまうのです。
【衝撃の事実】
筋肉の緊張は表面の筋膜、皮膚を緊張してる側に引き寄せるため、緊張してる側の筋肉の上の皮膚はタルミができるのです。結果、胸の緊張が強い人は男女関わらず胸が垂れてしまいます。あごの下のタプタプも同じ原理です。
3 肩こりに対するセルフケア
肩こりを治すためには、体軸を整え前後左右の緊張を50%:50%のバランスに近づけ、必然的に無理がかからない状態にもっていかなければなりません。
① ストレッチ
大胸筋のストレッチ
方法:
- 伸ばしたい胸側の手を壁や柱にかけて体軸を逆に回旋していきます。
- 胸の伸びてるのを感じながら最終可動域に達してから回旋の力を緩めずに1分30秒伸ばしましょう。
注意点:
体軸を前に逃さない様にお腹を凹まし腹圧を入れて行いましょう。
効果:
このストレッチをすると、日常で使用頻度の高い大胸筋がしっかりと伸びます。
肩が内巻きに巻いて呼吸が浅い人は、沢山の酸素を吸気できる様になります。
皮膚や筋膜も体の後面に戻りやすくなります。
② トレーニング
タオルプレス
方法:
- 起立位か座位で、両手でタオルを肩幅くらいで持ち頭上に上げる。
- そのまま垂直に頭の後ろにタオルを下ろしていきます。
- 肩をすくまずに、肩甲骨を下方内転(背骨に近づける)させる意識で最大収縮するように行って下さい。
注意点:
体軸を前に逃さない様にお腹を凹まし腹圧を入れて行いましょう。
効果:
この運動をすると、普段前の筋肉に引っ張られ伸びっぱなしになっている菱形筋が強く働きます。肩こりがあり、普段猫背な人は、この運動をやってみると、血行が良くなり、背中の重だるさが解消させるのがすぐに実感できると思いますよ。
4 肩がこり難くするためには?
日常生活動作(ADL)を整える。
① 首の立ち方の改善
身体の中で一番重いとされる頭部を安定化させるときに必要なものとして首の角度は重要です。
② 座り方の改善
首が立つためには、骨盤が立った姿勢で座らなくてはなりません。
当院でできる改善プログラム
ADLトレーニング
副院長 渡辺考案のトレーニング法になります。
ADLとは日常生活動作です。身体の事を知り尽くした国家資格取得者が、状態やご要望に合わせた全く新しいトレーニング法を、よりパーソナルに指導させていただきます。
日常生活や競技面でも、より機能的に使える身体を作りましょう。
初回のブログでも紹介させていただいてるので、是非ご覧ください。
日常生活がトレーニングやダイエットに?!〜ADLトレーニング 〜