坐骨神経痛で来院される患者様は、過去に整形外科や整骨院、整体などに通われていた方が多くいらっしゃいます。しかし、根本改善に向けてのアプローチができていなかった方が多く、坐骨神経痛の苦しみからは解放されていない方ばかり。
当院では患者様に、痛みやシビレのない生活を取り戻してもらうために、根本改善へのアプローチをしています。
坐骨神経痛は大きく4つのタイプに分かれます。
- 根性坐骨神経痛(こんせい)
- 腰椎性坐骨神経痛(ようついせい)
- 梨状筋性坐骨神経痛(りじょうきんせい)
- 症候性坐骨神経痛(しょうこうせい)
同じ坐骨神経痛でもタイプ別でアプローチが違い、これを間違えると施術効果は全くありません。
当院ではどのタイプの坐骨神経痛なのかを、しっかりとヒアリングや検査をし判断していきます。
①根性坐骨神経痛(こんせい)、②腰椎性坐骨神経痛(ようついせい)
体の状態
この原因では脊髄神経から坐骨神経に枝分かれする腰椎の椎間で神経の圧迫が起こって症状が出ています。
ですので、腰の周りの筋肉を緩めるためのマッサージや電気治療器を当てても改善しなかった方は、深部の腰椎に対してのアプローチができてないからなのです。
施術方法
脊椎に付着する筋肉は日常生活による緊張で引っ張られているので、どの椎骨が原因として症状を起こしているか一つずつ動きをよく確認してアプローチをしていきます。
そしてなぜ、①②のタイプの坐骨神経痛になってしまったか、全身の関節、筋肉、動きから根本原因も掘り下げ、全身の調整も行います。
シビレや痛みは最後に現れる症状なので、根本を改善することにより再発も防ぎます。
③梨状筋性坐骨神経痛(りじょうきんせい)
坐骨神経は、骨盤から出て、足に向かいます。その際、骨盤の出口と、お尻にある梨状筋(りじょうきん)との、間を通り抜けます。
体の状態
このタイプは①②が原因ではなく、梨状筋(りじょうきん)の緊張に坐骨神経が強く圧迫され痛みとシビレが起きている状態です。
坐骨神経の走行も、人それぞれで14種類以上あるといわれています。梨状筋(りじょうきん)を貫いている方や、坐骨神経が二股に分かれ梨状筋(りじょうきん)を逆に挟み込んでいるパターンなど色々あります。
原因を梨状筋(りじょうきん)だけに断定することはできませんが、このタイプの坐骨神経痛の場合の多くが、骨盤の歪みが原因で、お尻の筋肉が硬くなり痛みやシビレを起こしています。
施術方法
骨盤の前後の歪みや開閉を正常の位置に戻してあげることで、比較的早くシビレや痛みを改善することができます。
④症候性坐骨神経痛(しょうこうせい)
体の状態
このタイプは神経圧迫が原因ではなく糖尿病や内臓の疲れ、ストレスなどから坐骨神経痛が起こるタイプです。
施術方法
このような場合は当院の内臓整体を用いて弱っている内臓にアプローチをしていきます。
このタイプの座骨神経痛はマッサージや電気、薬や湿布では改善することがないため、長期的に続く坐骨神経痛の方は症候性坐骨神経痛の可能性が非常に高いです。